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港町シュトラミュレル

イラスト:烏丸笑夢

リトは大陸の異変に気づき、勇気を出して旅に出た。

すると、大陸には見たこともない多くの魔物が徘徊していた。

仲間の精霊「コメラロット」と共に戦い、リトは戦闘の能力を少しずつ身に付けていった。

 

日が暮れてきた頃、丁度港町が見えてきた。

見渡す限り溢れる水に囲まれた、港町シュトラミュレル。

そこで、ひとまず宿に泊まることにした。

 

次の日の明け方、リトはある女性と出会う。

彼女は港町で有名な魔女らしい。

治癒魔法と水魔法を使い、穏やかで優しく、港町の人々と、とても仲が良い。

 

 

…彼女は"ミルネア"と名乗った。

 

この町に暮らし始めた頃より前の記憶が無いという。

ミルネアは、リトと同じく大陸の異変に気づいていた。

そして、魔物の侵入を阻止する為、自らの力で港町に結界を張った。

しかし、ミルネアは大陸全ての町や村が同じ危機ではないかと不安であった。

リトもミルネアと同じ考えという事もあり、

お互いに力を合わせてこの美しい世界を守るべく、元凶を探す事にした。

 

すると、突然二人の所持している絵本が輝き出し、

当たり一面が眩い光に包まれた。

驚く二人に、どこからか柔らかな女性の声が語りかけてきた。

 

 

――全ての絵本 集まりし時 最後の扉 開かれん

 

 

声が聞こえなくなると、光がおさまり、元の状態にもどった。

 

そして、お互いに持つ絵本を眺め、

何かによって導かれているような感覚がした。

 

二人は絵本について不思議に思いつつも、この時は深く考える事は無く、

ただ目の前にある問題に目を向け、そしてシュトラミュレルから出航する船に乗り、

再び旅に出た。

次に目指すのは、魔物に襲撃を受けたと報告があった村。

そこで何が二人を待ち受けているのか…。

 

 

 

<ミルネアが仲間になった!>

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